何度も転職を繰り返した僕が、ようやく気づけたこと

日々の記録

〜「向いていない場所」で自分を責めなくてよかった〜

若い頃から、いろんな職場を渡り歩いてきました。 履歴書を書くたびに、行数が増えていく自分にため息をついたこともあります。

今振り返ると、転職の理由はいつも同じでした。 仕事の内容がつらいんじゃないんです。

「人間関係」でした。

たった一人でも苦手な人がいると、職場の空気そのものが重く感じられてしまう。 毎朝起きるのがしんどくなって、「自分が弱いのかな」「社会不適合なのかな」と、何度も自分を責めてきました。

でも、50代になった今、ようやくわかったことがあるんです。

「ひとりのほうが向いている」と言われたあの日

ある職場で、上司からこんなことを言われたことがありました。

「あなたは、たぶん一人でやる仕事のほうが向いているね」

その時は、正直ショックでした。 なんだか「お前は集団行動ができないダメなやつだ」と突き放された気がして。

でも今ならわかります。 あの言葉は「否定」じゃなくて、僕という人間に対する「正しい理解」だったんだと。

遠回りはしたけれど、すべてが宝物

もちろん、転職を繰り返す中で出会ったのは、つらいことばかりじゃありません。

「この人に出会えてよかった」と思える人が、どの職場にも必ずいました。 人生の考え方を変えてくれた人、今でも感謝している人。

だから僕は思います。 これまでの苦労も、遠回りも、全部が間違いだったわけじゃない。 自分を知るために、必要な道のりだったんだな、と。

僕はたぶん、「感じすぎる」んだと思う

自分で言うのもなんですが、僕は人の感情にかなり敏感なほうだと思います。

  • ちょっとした空気の変化
  • 言葉の裏にある感情
  • 誰かの機嫌の揺れ

アンテナを立てているつもりはないのに、無意識にそれを拾ってしまう。 そして、知らないうちにぐったり疲れてしまう。

昔はこれを「男らしくない」「欠点だ」と思っていました。 でも今は「そういう性質(資質)なんだ」と、優しく受け止めています。

「みんなと同じ」じゃなくていい

もうひとつ、昔から抱えていた違和感がありました。 それは、「人と同じことをしなきゃいけないの?」という疑問です。

みんなと同じ手順、同じ考え方、同じ正解。 結果が同じなら別のやり方でもいいはずなのに、型にはめられることにどうしても窮屈さを感じてしまう。

時間ややり方を細かく縛られると、心が動かなくなってしまうんです。 「わがまま」だと言われるかもしれないけれど、これも僕の偽らざる本音でした。

だから、思い切って「自分で稼ぐ」道を選んだ

悩んで、苦しんで、50代で出した結論はとてもシンプルでした。

「自分で働いて、自分で稼いでみよう」

いわゆる「個人事業」への挑戦です。

正直、怖くないと言えば嘘になります。 収入は安定しないし、会社のように誰も守ってはくれません。

でもそれ以上に、 「自分に合わない場所で、自分をすり減らし続けること」 そのほうが、僕にとってはもう耐えられないことだったんです。

50代からでも、遅くなんてない

もし、この記事を読んでいるあなたが、僕と同じように悩んでいるなら。

  • 職場の人間関係でずっと苦しんできた
  • 「自分は社会に向いていない」と自分を責めてきた
  • 繊細すぎる性格を「直したい」と思ってきた

どうか、そんな自分を許してあげてください。 あなたがダメだったわけじゃないんです。 ただ、「場所」が合っていなかっただけなんです。

サボテンが水の中では生きられないように、魚が砂漠では生きられないように。 あなたには、あなたが輝ける場所が必ず別にあります。

50代は「人生の終わり」じゃありません。 むしろ、自分の強みも弱みも理解した上で「選び直せる」、いちばん強い年代です。

ゆっくりでもいい。 小さくてもいい。 誰かの顔色を伺うのではなく、自分の呼吸で生きられる道を探してみませんか?

僕も、まだその道の途中です。 一緒に、無理のない自分らしい働き方を見つけていきましょう

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